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開発日記(Amida de Omikuji)
なんか全然更新できないので、やってるよーっと言うことで、ちょこちょこと書いていきます。配布おみくじの最新版、「Amida de Omikuji(一応仮称(^^;))」の開発日記です。
とりあえず、導入部分から・・・
2001/08/19
うーん、やってますよーって、ぜんぜんやってないですね(汗)。今日は夏休み最後の日だったんですが、久々に長めに時間をとって取り組みました。それまでもだいたい月2,3回くらいでちょろちょろやっているんですが。
最初にここでとりあげたSFBM Advanceはとりあえず使える状況になってるんですが、色々事情もあって"ARG(Advanced Random number Generator)"と名前が変わってます。だからといってどうって事もないのでこのことについてはそれだけで。
今は「導入部分(enter)部」を作っています。「うんにゃおみくじ5」でいえば、最初にお目にかかる、ずらーっと"Push!!"ボタンがならんで、下には運勢がずらーっと並んでいるあれです。公開向けでなければ比較的簡単な部分なんですが、時間がかかっているのは2つわけがあります。
ひとつは、「楽々おみくじ2」を踏襲して、なるだけ自由度の高い物を作ろうとしていること。作り手が本気を出せば、「本当にこのスクリプトで作ったの????」という所までカスタマイズできるおみくじが僕の理想です。その分設定項目が増えちゃって大変なんですが。
もうひとつはファイルの数。「うんにゃおみくじ4,5(4は前作)」ではいずれも、「導入部分」とおみくじを表示させる「結果表示部」は別のスクリプトにしてきました。その方が作る方も楽ですから。ただ、配布する事を考えると、この二つを統合しておくと、結果としてファイルサイズも小さくなって実行時にも有利だし、メンテナンスも楽になると思います。そんなわけで全ての機能を一つのスクリプトに集約させるため、単純に「導入部」のみを作っていけないということもあります。
ま、それでもなんとか今月中には「導入部」が表示できるようにがんばっていきたいな、と。では、次回はその時にまたお会いしましょう。
SFBM Advance
2001/03/04
実は開発はこの部分から始まってます。っていってもなんのことかさっぱりだと思いますが。「楽々おみくじ2」に搭載されている、同じ運勢がかぶるのを防ぐシステム"SFBM(Same Fortune Blocking Method)"の改良版です。とは言っても、「楽々おみくじ2」に載っているのとは全く似て非なるもので、一から完全に書き直しています。
Perlに限らず、プログラムの発生させる(疑似)乱数は、「乱」とは言っていますが、実は「かなり規則性の高い」数です。そもそも「規則性が無く(小さく)、散らばりの大きい」乱数を発生させるのは、コンピューターにとってかなり難しいことです。で、「規則性が高く、散らばりが小さい」と何がいけないか。同じような乱数が連続して発生されると、その乱数を利用して出される「おみくじの運勢」も当然「規則性が高く、散らばりがちいさく」なるわけで、結局
何回引いても前にも見たような同じような運勢ばっかり
出てきて、引いてる方が興ざめしてしまいます。
ただ、基本的には表に出てこない部分なので、普通のスクリプトではほとんど気にされることはありませんが、上記の理由で、僕にとっては非常に重要な部分と考えてるわけで。
能書きが長くなりました。とりあえず、今は評価版ができあがってこれから人様の目に触れても(あまり)恥ずかしくないように(^^;)、エレガントなアルゴリズムに変えようとしているところです。
「評価版」なんて書いてますが、SFBM Advance部分だけの評価版で、全体部分はまだまだこれからだったりしますm(__)m。SFBMだけで単体モジュールになるように組んでいるので、全体の完成時にはSFBMだけのモジュール配布もひょっとしたら、行うかもしれません(もっとも、これはスクリプト作者向けだけどね)。ではではっ。
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